広報の中でも「グローバル広報」というものがあるが、
その中でも。日本と諸外国との違いを知っておく必要があります。
アメリカの文化人類学者ホールが提唱した「コンテクスト」の概念が
分かりやすい為、ザッと説明します。
コンテクスト(Context) = 価値観や考え方
世界には大きく2つに分かれており、
①ローコンテクスト
②ハイコンテクスト
があるようです(^^
詳細を見ていくと、
ローコンテクスト = 考え方が違う前提、言語、文章、論理的。←欧米社会がコレ
ハイコンテクスト = 以心伝心、言葉不要、勘、直感。←日本社会がコレ
が現状のようです。
しかし、グローバリゼーション(社会・経済的な関連が国境を越えて全世界で変化を引き起こす感じ(^^)
の観点からは、ローコンテクスト社会のため、まとめると下記となる。
・言語や文章を使ってシンプルに分かりやすく
・会議で黙っている事は評価されない(「男は黙って会議参加」 等は評価されないw)
・話が行ったり来たり外れたりせず、来た質問に直球で答える。
以上が世界規模で活躍していく方々には必要と言えますね。
日本国内では、
上記と逆の、「空気読む」「曖昧で収める」「察する」等が求められる場面が多いですよね(^^;;
文化の違いでどちらが良い悪いではないのですが、
グローバルにデキる人を目指すには、上記の一般論は理解した上で、
どのように行動していくかを考えて行きましょう!(^^
筆者:株式会社メディアエージェンシー 代表取締役 中桐 龍治
参考文献:広報・PR概説